投資の基礎を知る②

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今回の内容は、投資にはどのような種類があるかをまとめていきます。この記事を読むことで、投資や資産運用するにはどのようなものがあるのかを理解することができます。

株式

一般的に「株」と呼ばれるものです。そもそも、株は「会社の所有権」を指します。つまり、株を買うということは、会社の所有権の一部を買うということになります。当然、その会社が、利益を出したり、特殊な開発をするなどすると会社の価値が上がるので、株価があがります。株で投資する際には、「配当」、「株主優待」、「株価の値上がり」でもうけを出すことができますが、その会社が倒産した場合は、株の価値はなくなるというリスクがあります。

投資信託・ETF

投資信託は、「株式の詰め合わせ」のようなものです。株式へ投資する際には、その会社が倒産すると株の価値がなくなるというリスクを負います。また、何かのきっかけで突如暴落することもあります。日本の会社の株は、100株単位からしか購入することができず、最低でも20万円から100万円ほどの資金が必要になります。そこで、投資信託では、ファンドマネージャーと呼ばれる運用のプロたちが、多くの人からお金を集めて、そのお金で、さまざまな会社の株に分散して購入することになります。仮に、投資信託の運用先が10社あるとして、そのうち1社が倒産しても、リスクは10分の1に抑えることができるということです。

ETFは、上場投資信託のことをさします。ETFと投資信託が詳しくわかっていない方は、基本的な考え方は同じだと思ってください。ETFも投資信託と同様に、お金を集めて、いくつかの会社の株を購入する仕組みです。一番の違いは、購入と売却の仕組みくらいだと思ってください。ETFでは、株式市場で取引が行われている時間では、いつでも取引することができます。また、そのETFをどの金額で購入したいかを自分で決めることができます。投資信託は、購入手続きに数日かかります。また、購入の金額は、毎日の時価で決められるため、自分で購入したい金額を設定することができません。一方で、100円単位から購入できることと、分配金を自動で再投資に回すことができます。このことで、分配金に税金がかからない状態で再投資することができるので、長期投資にはより有利な側面があります。

FX

FXは、Foreign Exchangeの略で、日本では、外国為替証拠金取引と言われます。FXでは、外国のお金との為替の変動によってもうけを出すことができます。例えば、1ドルを100円で交換したのち、1ドルが110円になれば、10円の儲けが出ます。さらに、FXでは、レバレッジをかけることもでき、効率的に儲けを増やすことができます。レバレッジとは、てこの原理を表す言葉で、売り買いのレートを変えることを指します。先ほどの例で言うと、レバレッジが10倍であれば、1ドル100円から110円になった際の儲けは、先ほどの10円の10倍となるので100円となるわけです。さらに細かく言うとFXには、たくさんの仕組みがあるので、FXを始める際には、そのような仕組みを調べ、理解してから始めましょう。

不動産投資

不動産投資とは、不動産を購入したり、経営することで利益を得る投資方法です。不動産で利益を得る方法は、大きく賃貸経営による家賃収入と売却益で儲ける2種類があります。どちらも、大きなリターンが見込める上に、事業投資として銀行からの借り入れもでき、さらに、事業投資の経費として計上することで節税メリットを受けることができます。一方で、運用する資金が数百万~数千万円と大きく、失敗には大きなリスクが伴います。不動産投資を手軽に行うためには、REITというものがあるので、事業投資としては、リスクが高いと考える人には、REITがオススメです。REITは、簡単に言うと投資信託の不動産バージョンだと理解しましょう。つまり、多くの人からお金を集め、そのお金を使って複数の物件に投資し、利益を分配する仕組みです。

債券

債券には、国が発行する国債と、会社が発行する社債があります。債券とは、借金の借用書のようなもです。国や企業は、お金を借りる代わりに、利息をつけて返済します。当然借金ですので、元本は、基本的に保証されています。その元本に利息を加えて返済してもらうので、利息分を儲けとして受け取ることができます。債券の利回りは、比較的低く設定されていますが、安定的に利益を上げることができる仕組みとなっています。

今回は、基本的な投資の種類についてまとめました。少し、わかりやすく説明するために簡単に説明しているので、詳しく理解したい方は、それぞれで調べましょう。投資の種類がわかれば、次回は、投資に関する税金についてです。

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