お金の歴史②

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今回は、お金の歴史についてまとめていきます。

この記事を読むことで、お金とは何なのか?また、今持っているお金の価値は、日々変化しているとい

うことを理解できるので、最後まで読んでください。

前回は、お金の役割についてまとめました。

お金の役割は、

 1、価値の尺度=品物の価値を示す役割

 2、交換(決済)手段=支払い機能

 3、価値の貯蔵手段=価値を貯蔵する役割

の3つの役割がありました。

今回は、お金がどのような歴史をたどって今の形になっていったかをまとめます。

お金の歴史

 ①物々交換

 ②物品貨幣

 ③金属貨幣

 ④兌換紙幣

 ⑤不換紙幣

 ⑥仮想通貨・デジタル通貨?

これまでお金は、この5つの順番で進歩してきました。

まず、人類が最初に行っていたのが物々交換です。

これは、自分が持っているものと相手の持っているものを交換する方法です。

ただし、この方法には大きな欠点がありました。

それが、「自分がほしいものを相手が持っていること」・「相手が、自分が持っているものと交換した

いと思っていること」の二つの条件が重ならないと交換が成立しないということです。実際で考えてみ

るとこれがどれだけ難しいことか想像がつくと思います。

 物々交換のこうした問題を解決するために出てきたのが、②物品貨幣でした。

物品とは、綺麗な貝殻や大きな石など、珍しいものを使って物々交換を行うということです。

自分が持っているものを、一度貝殻など珍しいものと交換し、この貝殻を使って別のものと交換すると

いう仕組みです。ここで初めて、貝殻や石などが、お金の役割(2、決済手段)を獲得し、貨幣として使

われるようになります。

ただし、ここでも問題が発生します。それは、貝殻や石などが貴重であると万人が共通に思っていない

ことでした。地域などによってその希少性が変わるので、ある場所では貝殻は価値を持たず、ある場所

では価値が高いといった問題が起こります。

そこで、さらに発展した形で③金属貨幣が登場します。

金属貨幣とは、金や銀や銅などの希少な金属を貨幣として利用することを指します。

金属貨幣が使用されるようになり、お金の役割(1、価値の尺度・2、交換手段・3、価値の貯蔵手段)

を獲得し、本格的に人類が貨幣を利用していくようになります。

ただし、この金属貨幣についても、新たに問題が発生していきます。

ここまで、見てきたようにお金の変化とは、物々交換から始まり、効率的に価値を交換するために、少

しずつ進歩してきたということがわかると思います。

今回は、ここまでにして、次回はいよいよ紙幣を利用するようになった歴史、また、仮想通貨などを含

めて、今後のお金というものがどのようになっていくかをまとめます。

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